トップバリュSELECT 八女煎茶

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先日買ったイオンのトップバリュセレクトの「一番摘み 八女煎茶」を開けてみた。開けたての香りを楽しもうと思い封を切ってすぐに袋の口に鼻を近づけたら、勢い良く溢れ出てくる香りにむせそうになった。ひと口飲んでみると味や香りが口中に広がった。渋さはあまりない、甘さというのかコクというのか分からないけどそんな感じ。香ばしいような感じもするし、茶葉の香りはフルーティーというかみずみずしいような印象も受けた。
八女茶を飲んだら味や香りが口の中で爆発的に広がる、というような表現をした外国人の人がいたという話を聞いたことがあるけれど、本当に爆発的という表現がぴったりだと思った。

八女茶と言うのは福岡県で作られたお茶のブランド名なのだそうだ。宇治茶というのもブランド名であって、宇治茶という品種のお茶の木があるわけではないということを私は少し前まで知らなかった。八女茶の木、宇治茶の木、というのがあってそれぞれの木から採れる葉が八女茶や宇治茶になるのだと漠然と思っていた。八女茶は八女地方のある福岡県で作られているし、宇治茶は京都で作られているが、三重や奈良や滋賀の茶葉も使用している。でもどれも同じ茶の木から出来ていたのか。
もっと言うと、子供の頃は緑茶や紅茶、烏龍茶が同じ植物から出来ているというのも知らなかった。上で書いたのと同じ論理で、紅茶の木、烏龍茶の木があると信じていた。中学か高校の授業中に先生がふと、「緑茶も紅茶も烏龍茶も元は同じ植物からできてる、作り方の違いで緑茶になったり紅茶になったりする」と言ったのを聞いた時の驚きは忘れられない、色も味も全然違うのに!

お茶は子供の頃から身近にあってしょっちゅう飲んでいるのに、そういえばお茶の事をちゃんと知らないなぁ・・・とつくづく思った。

あと今回書いてみて思ったのは、お茶の味を言葉で表現するのはとても難しい。渋い、苦いはいいとして甘さやコクとかもっと繊細な味は何と言ったらいいのか分からない。
お茶の業界ではこういう味はこの言葉で表す、とか決まっていたりするんだろうか?

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