祖母の家に行ったら沢山あるから、と言ってお茶をくれた。それで最近はその貰ったお茶を飲んでいる。
どちらも地元のお茶専門店で買ったもののようだ。写真の左側のものは国産としか書いていないけれど綺麗なきみどり色で爽やかな味と香りという感じで美味しく飲んだ。
最近はこういうテトラ型のティーバッグに入ったお茶をスーパーでもよく見かける。以前はティーバッグ入りの日本茶を何となく邪道なように感じていたけれど、今は日常で気軽にお茶を楽しむために便利なので結構いいと思っている。
ところで今日は、左側のお茶を飲みきってしまったので写真右側のお茶を新しく開けた。こちらは丹波篠山産のお茶。昨日まで飲んでいたお茶に比べると、苦味や渋味が強めだけど甘みも感じられるような気がした。こういうのを素朴な味、というのかもしれない。昨日までのお茶のような爽やかさとかすっきりした感じとは違う、よそゆきのお洒落な服ではなくて木綿の普段着という感じだ。なんとなく懐かしくてほっとする。お客さんに出すよりも自宅で普段使いしたい味だ。さっき甘みが感じられると書いたけれど、この懐かしい感じが甘さを感じさせるのかもしれない。
「サザエさん」の波平さんが家でよく飲んでいる緑色のお茶があるけれど、あれはこの丹波ささやまのお茶のような味がするのではないかと勝手に思っている。