おいしいお茶を淹れるためには、茶葉の量・お湯の温度・抽出時間が大きなポイントとなるそうだ。茶葉の種類や自分の飲みたい味に合わせてこれらを調節できるようになれたらいいと思う。
でもそれには茶葉の量なりお湯の温度なりをちゃんと計らないとだめだ。この前茶葉やお湯の温度の簡単な計り方を学んだが、いつも面倒臭がらずにこれを実行するようにしよう。
上の写真は先日の八女茶の写真だけれど、これは茶葉やお湯やらを意識して淹れた。飲んでみたら今まできちんと計らずに淹れたお茶に比べて断然おいしかった。
ちなみに、ちゃんと計らないで淹れたお茶の写真がこちらだ・・・。
・・・お分かりいただけただろうか?計って淹れたお茶が澄んだ黄緑色なのに対して、計らずに淹れた方のお茶の色はちょっと濃いというか少しくすんでいる。計らなかった方は湯が一人分なのに茶葉が適量より多すぎたのだ。味もまずいわけではないけど濃すぎた。
素人がバラバラな条件で撮った写真だから光の加減か何かで違ってみえるだけ、というかそもそも違いが分からないと言われればそうなんだけれど。でも実際に見てみると両者の見た目の違いは明らかだった。
また、計らなかった方は急須から湯のみに注ぐ時に何も使わずに注いでいるのに対し、計った方はステンレスの細かいメッシュの茶漉しを通して注いでいる。急須本体に茶こしが付いているので使わなくても良いのかもしれないが、この急須の茶漉しは穴が少し大きめなので茶葉の欠片が通り抜けてしまうのだ。お茶を最後に飲み切る時に底に溜まっている茶葉が多いと、口の中がザラザラしてしまうので気になる時は細かい茶漉しを使ったほうがいいと思う。