太田市郎治製茶園 レモングラスほうじ茶

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知人にちょっと珍しいお茶をもらった。「レモングラスほうじ茶」というのだが、その名の通り、(ほうじ茶7:レモングラス3)の割合でブレンドしてあるお茶だ。ほうじ茶は「さえみどり」という品種のお茶が使われていて、これは「やぶきた」と「あさつゆ」を交配させた鹿児島県原産の品種でお茶のなかではサラブレッド!らしい。

特に淹れ方の説明が書いていなかったので、4gの茶葉に熱湯を150ml弱で30秒ほど出してみた。
飲んでみると、香りは完全に爽やかなレモン!味もすっきりさっぱりしていて、気のせいか奥の方に微かに酸味を感じる気がする。割合ではほうじ茶のほうが多く入っているけれど、ちょっとレモンフレーバーがついてるという程度ではない。普通のほうじ茶とは別物の感じがする。

レモングラスのみのハーブティーは飲んだことがないのだけれど、他のハーブティーに関して言うと香りはもちろん良いし味も悪いわけではない。ただ味が美味しくて飲むという事はあんまりない。馴染みが薄いせいかもしれないが、ハーブティーは香りを楽しんだり効能に期待することのほうが多くて、味自体をしょっちゅう楽しみたいという感じではない。

レモングラスほうじ茶は、和風のハーブティーという雰囲気。ハーブティー風だけどおいしさもしっかりあってかなり良い。レモンティーを飲んでいるような気分にもなるので洋菓子と合うだろう。時間をおいても渋くなってこないので渋いのが苦手な人にもおすすめだ。「さえみどり」という品種が渋みの少ないまろやかな旨味が特徴なんだとか。今日は熱いのを飲んでいるけれど、夏に冷たくして飲むのも爽やかで良いだろう。
「さえみどり」はテアニンという成分が豊富で、不眠やストレス解消リラックス効果があるとされ、高機能品種茶と呼ばれるものの一つで最近注目されているらしい。
レモングラスは殺菌や消化促進、リフレッシュなどの効果が期待できるそうだ。

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実はこの所体調が悪いわけではないのだが、家の外に出るのが億劫だ。単に寒いからっていうのもあるけど。知らない場所や大勢の人と会ったり話したりというのが気が進まないのだ。自宅から一歩も出ない日が1週間続いても平気な人間が、この一ヶ月くらい遠くに行ったり賑やかな場所で色んな人と会ったりなかなか刺激的な事が多かったのでその反動だろう。
レモングラスほうじ茶をゆっくり飲みながら、忘年会・クリスマスシーズンの世間を横目で見つつ家で静かに過ごそう。

 

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