三星園上林三入本店 宇治ほうじ茶(徳用)

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お正月に祖母の家に行った時、冷蔵庫の中にほうじ茶の大袋があった。既に開封済みで少しは使われているようだったが、祖母は抹茶は好きだが普通のお茶にはほぼ興味がなく普段もあまりお茶を飲まないはずだ。案の定、賞味期限は2015.2.28となっている。「飲まない、もういらない。」とのことなので貰って帰ってきた。

三星園上林三入本店は創業天正年間、将軍家御用茶師という歴史と伝統のある宇治茶の老舗。実は祖母はここのお抹茶を愛用しているので、なにかのはずみでほうじ茶も手に入れたのだろう。

カレースプーンに山盛り4杯5g程を150mlの熱湯で30秒でサッと淹れる。
あっさりとした味わいで、私には少し懐かしい味に感じた。これは淹れてから熱いうちに飲むのが良いように思う。淹れてからあまり時間をおくと、苦味や渋味が出てきて飲みにくくなるように思う。またこれは好みだが、あまり濃く淹れても苦味が強くなってしまう。

最近個性的なほうじ茶をいくつか飲んだせいだろうか、このほうじ茶が私が親しんできたほうじ茶と言えばこの味という感じがした。普段飲むのにちょうど良い。

冷蔵庫で保管されていたものの、開封済みでしかも賞味期限を一年近く過ぎているので本来の味わいではないだろうが、まだまだ沢山あるのでしばらくはこれを家で飲もうと思う。京都に行く機会があれば宇治の三星園にも行って見たい。

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