昔少しだけ茶道をかじった事がある。先生のお手伝いでお茶会に行った時、その日は広い敷地内にいくつもお茶席が開かれていて、殆どのお茶席が「お抹茶」だったが、一つだけ「煎茶」の所があった。その時は煎茶道というのを知らなくて、普通の煎茶もお抹茶みたいな作法とか手前があるんだと初めて知った。家で普通に飲んでいる緑茶をこんなに大げさに淹れるのかとちょっと可笑しな感じがした。
最近ふとその時のことを思い出して、せっかくブログも書いているし日本茶に興味を持っているのでやってみたくなった。ネットで調べてみると一つのカルチャースクールで煎茶のコースがあったので申し込んで行ってみた。
今日は初めてだったので布巾のたたみ方を一回だけやってみて、後は他の人のお点前のお客さんをしていた。
できればこれから長く続けていきたいものだがひとつ問題があって、私は自分の気分が乗っていない時や納得がいってない時に人にあれこれと上から指図されたり説教されたりするのが大嫌いだ。相手の言い分の方が絶対に正しいと分かっていても嫌なものは嫌なのだ。ただの子供のわがままだと思われると思うけれど、その通り。仕事の時とかはなんとか我慢するがプライベートでは我慢できる時と出来ない時がある。出来ない時に上から頭ごなしに言われたりしつこく言われると、絶対にいうことを聞くもんかとなる。そこは現代の若者なのだ。なのでこの手のお稽古事はなかなか続かない。
というわけで、無事に続けることができたらまたお稽古のことも書いてみようと思う。